■初公開の貴重な収蔵品も!「みたい!」を集めた展覧会〜下関市立美術館(山口県)
下関市立美術館では、いま初めて公開される狩野芳崖の日本画など貴重な所蔵品による展覧会が開かれています。
下関市立美術館の所蔵品展には、2024年度に収集した作品や40周年を迎えた友の会の会員が選んだ作品などおよそ80点が展示されています。
新たに収集した日本画家・狩野芳崖の作品です。
(学芸員 関根佳織さん)
『長く個人のお宅にあった作品で、 ほんとにあの初公開の作品になります。 「束帯天神像」といいまして、菅原道真を描いた作品です。芳崖が延信と名乗った元服後の15歳の時に描かれた作品になります』
会場には、また洋画家の香月泰男が、晩年関西地方を旅しながら描いたスケッチが、新しい収蔵作品として展示されています。
(関根佳織さん)
『岸田劉生といえば娘の麗子像を描いたことでよく知られていると思いますが、 こちらが「麗子立像(未完)」という作品になりまして、未完成なんですけれども代表作の1枚というふうに言われているものになります』
そして友の会のメンバーが見たい所蔵品として選んだ『村娘之図』も展示されています。
下関市立美術館の所蔵品展は、5月25日まで開かれています。
(05/15 11:57 山口放送)
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