■県の医学修学資金を受け9年間県内で医療に携わる 医師に知事から感謝状(山口県)
県の医学修学資金制度を活用し県内の地域医療に携わった医師たちにきょう(14日)、知事から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは県が設けた「医師修学資金」の貸し付け制度を活用して医学部で学び、その後、県内の医療機関で地域医療に携わってきた医師5人です。
貸付制度は医師の県内定着を図ろうと県が2006年から始めたもので、大学卒業後、県内の公立病院などに9年間勤務することで資金の返還が免除されます。
今回の感謝状贈呈は、制度を利用して入学した学生が昨年度、初めて9年間の義務期間を満了したことを受け行われました。
村岡知事は「引き続き山口県で医療を支える人材となってほしい」と激励しました。
(山大付属病院 消化器内科医 松本怜子さん)
「いろんな方(患者)とお話して 方言交じりでしゃべるとみなさん喜んでくださる。それ(会話)が診療のきっかけになることもあるのでコミュニケーション大事だなと思った。」
(山大付属病院 麻酔科医 村上駿一さん)
「山口に住んでるから助かりませんでしたという人はなくしたいという思いでやっています」
また、きょうは、自治医科大学を卒業後県内のへき地医療に携わった医師2人にも感謝状が贈られました。
感謝状を受けた7人は、今後も 県内の医療機関などで地域医療に携わるということです。
(05/14 19:48 山口放送)
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