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上関・使用済み核燃料の中間貯蔵施設の白紙撤回求め東京で集会(山口県)



上関町で立地可能性調査が進められている使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設計画…。12日、計画に反対する団体が東京の衆議院議員会館で集会を開き計画の「白紙撤回」を求めました。

集会は、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」など5つの団体が主催したもので国会議員や支援者らおよそ50人が集まりました。

上関町への使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設計画では、立地可能性調査のうちボーリング調査の掘削作業が去年11月に終了し現在、採取した試料の分析が進められています。

(上関の自然を守る会 高島美登里共同代表)
「簡単な地質のボーリングと文献調査で適地判断しようとしているいかに適地判断させないようにするかが戦いの焦点」

集会では、地元上関町から現状報告が行われたほか、京都大学の加藤真名誉教授が立地可能性調査が行われた上関町長島は「かつて豊かだったころの瀬戸内海の生物多様性を残している」などと講演、計画の白紙撤回を訴えていました。

(05/12 20:05 山口放送)

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