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県内の日本海側で唯一の国際港湾 萩港でテロ対策訓練(山口県)



大阪・関西万博の開催に合わせて萩港でテロ対策合同訓練が行われました。

県内の日本海側で唯一の国際港湾である萩港で行なわれたテロ対策訓練には仙崎海上保安部や萩警察署など8機関、80人あまりが参加しました。

萩港に入港した貨物船に不審船からテロリストが乗り込んだという想定のもとまずは海上を逃亡する不審船を巡視船や航空機で制圧。

さらに入国審査や手荷物検査で貨物船の乗客に紛れ込んだテロリストを発見、制圧します。

萩港には年間およそ10隻ほどの貨物船や旅客船の出入りがあり、仙崎海上保安部をはじめとした関係機関では2005年からテロ対策の合同訓練を行っています。

ことしは大阪・関西万博が開催されていることから、例年より早い時期に訓練を行ったということです。

(仙崎海上保安部菅 益宏部長)
「テロの蓋然性が高まってきている。関係機関が持てる力を連携させてより安全安心を提供していければ」

今後も訓練を続けて、各機関の連携を強めていくということです。

(05/13 19:27 山口放送)

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