■【山口天気 夕刊5/9】今夜いっぱいは激しい雨&警報クラスの突風に警戒 安全第一の行動を(山口県)
●今夜いっぱいは雷を伴って激しく降る雨や、警報クラスの突風に注意・警戒を
●あす10日(土)も、やや強く西風に注意を
●あさって11日(日)は瀬戸内側を中心に、時折にわか雨の心配も
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きょう9日(金)は急速に発達する低気圧や前線の接近により、県内では朝から天気が崩れました。
等圧線の間隔も狭く、県内では下関と北部の日本海沿岸に暴風警報も発表され、これまでに20メートル超える突風を観測しています。
またこの時間にかけて、県内には非常に発達した雨雲が続々と流れ込んでいて、この24時間で多いところ60ミリを超えるややまとまった雨が降りました。
この先も九州付近に広がる、より活発な雨雲が県内に流れ込むと見込んでいて、今夜いっぱいは雷を伴って激しく降る雨に注意が必要です。
風に関しては、きょう9日(金)の夜遅くまでは、警報クラスの突風に警戒を続けて下さい。
雨の中、風の勢いも強まると視界も狭くなります。
これから帰宅される方は、しっかりと周囲の状況を確認して、安全第一の行動を心がけるようにして下さい。
一方、あす10日(土)になると低気圧や前線が東へと離れて、日中は晴れ間の出るタイミングもありますが、日本海で低気圧が発達を続けることで、県内はやや強い西風が吹く予想です。
あさって11日(日)は湿った空気の流れ込みで、県内には厚い雲が広がりやすく、九州付近のまとまった雨雲が県内にもかかってくると、瀬戸内側を中心に、時折にわか雨の心配があります。
この週末もやや強い西風と、気まぐれな雨に注意して過ごしましょう。
あす10日(土)は厚い雲が目立ちますが、日中は雲の隙間から日ざしの届くタイミングもあるでしょう。
ただ日本海で低気圧が発達を続けることで、やや強い西風が吹く予想です。
日中の最高気温はところどころで25度を超えて、汗ばむ暑さとなりそうです。こまめな水分補給を心がけて過ごしましょう。
あさって11日(日)は一日日ざし控えめ。瀬戸内側を中心に、時折にわか雨の心配もあり、スッキリしない空模様となりそうです。
週が明け、来週半ばまでは安定した空模様が続く見込みで、気温はさらに上がり、日中の最高気温が25度を超える夏日のところが続出する予想です。
来週後半は天気がぐずつきやすく、梅雨の走りのような雨が続く見通しです。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)
(05/09 19:37 山口放送)
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