■新規高卒者の山口県内就職を…高校と企業が情報交換会「県内企業の魅力発信を」(山口県)
新規高卒者の山口県内就職を促進しようと高校の「進路指導担当者」と企業の「採用担当者」が情報交換をする会合が9日、開かれました。
県内就職促進協議会は県と教育委員会が開いたもので、県内26の高校や支援学校、そして県内で事業を行うおよそ120の企業が参加しました。
学校側が気になる企業のブースを周り、仕事内容や福利厚生について情報収集をしていました。
(高校の進路指導担当者)
「よく子供たちが見ているのは私が知る上では“給料”と“お休み(休日)の日数”。そこはよく見てますね。各会社のいいところを(生徒に)紹介していきたいなと思っています」
県内では少子化や進学希望者の増加により「就職を希望する高卒者」が5年前に比べおよそ800人、率にして25%減っていて、企業の人材不足は深刻となっています。
(介護事業を行う企業)
「(人材確保は)非常に厳しいですね。どうしても介護必要な方はたくさんいらっしゃるんですが就職される方は非常に少ないという状況がずっと続いていますね。やっぱり“働きがい”というかそういったところも重要になってくるのかなと思いますけどね」
この会合は今月から6月にかけて県内各地で行われ、県などは今後も県内企業の魅力を伝えられる機会を増やしていきたいとしています。
(05/09 19:25 山口放送)
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