■フグだけじゃない!アンコウの水揚げ量日本一!下関で「あんこう供養祭」(山口県)
フグと並ぶ下関市のブランド魚です。
アンコウの水揚げ量、日本一を誇る下関漁港で『あんこう供養祭』が行なわれました。
祭壇には、日本海でとれた重さ3キロのアンコウが供えられました。
ことしで20回目となる『あんこう供養祭』には、関係者およそ60人が出席しました。
アンコウの漁は、2隻の漁船が1組になって網をひく「沖合底びき網」で行われます。
下関漁港の去年の水揚げ量は189トンで、前の年より40トン減りました。
燃料費の高騰などで経費が10年前の2倍になるなど厳しい状況が続いていますが23年連続で水揚げ量日本一を達成しています。
供養祭では参列者が玉ぐしを捧げ、アンコウに感謝の気持ちを表していました。
(山口県以東機船底曳網漁業協同組合 宮本洋平組合長)
「ちょっと水揚げが落ち込みましたけど、年明けからは比較的魚価も安定してきて来期につながるシーズンではなかったかと思います」
この日は、市内の15の子ども食堂に唐揚げ用のアンコウの切り身1000食分がプレゼントされました。
供養祭ではアンコウ鍋がふるまれ、参列した人たちが舌鼓をうっていました。
(05/15 16:31 山口放送)
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