■山口県議会議長に柳居俊学さん7回目の選出,副議長には河野亨さんが初選出 (山口県)
県議会の正副議長選挙が行われ、議長に柳居俊学さん、副議長に河野亨さんが選出されました。
正副議長選挙は県議会議員47人による投票で行われました。
この結果、41票を獲得した周防大島町選出で当選9回の柳居俊学さん75歳が67代県議会議長に選ばれました。
柳居さんはこれまでに議長を通算で12年3か月務めていて、すでに歴代最長となっています。
議長への就任は今回で7回目です。
(柳居俊学議長)
「意を新たにして、県政の発展と県民福祉の向上のために誠心誠意・全力で職務にまい進する決意」
また副議長選挙では光市選出で当選5回の河野亨さん62歳が38票を獲得。
初めての副議長就任となりました。
(河野亨副議長)
「柳居俊学議長を補佐し、公正で円滑な議会運営に誠心誠意努めてまいる」
柳居議長は就任後に開いた会見で、人口減少が進む中での議員定数の見直しについて次のように述べました。
(柳居議長)
「国勢調査も出てまいりますし、基準や地域配分も各会派・各委員でいろいろ議論をいただいて答申をいただければ」
県議会の議員定数を検討する議長の諮問機関・選挙区問題検討協議会は過去の答申で、議員1人あたりの人口を「3万人以上」とすることを目安の1つとしています。
県議会の定数は2015年の選挙で49から47に「2減」して以降、現状維持が続いていますが、現在の人口、およそ127万人を3万人で割ると議員の定数はいまの定数より5少ないおよそ42程度となります。
(05/12 20:04 山口放送)
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