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“一人でも多く届くことでたくさんの命が助けられると思う” 県消防学校に入校した新人消防士たちが献血に協力(山口県)



今年度、県消防学校に入校した新人消防士たちが恒例の献血活動に協力しました。

県赤十字血液センターは救命活動に携わる新人消防士に献血の必要性を感じてもらい人助けをする上での意識を高めてもらおうと1972年から県消防学校で献血活動を行っています。

7日はことし4月に県消防学校に入校した新人消防士50人が400ミリリットル献血をしました。

県赤十字血液センターによりますと、400ミリリットル献血の場合、県内ではことし1年でおよそ3万7000人の協力が必要だということです。

しかし現在、県全体では献血協力者、特に若い人の協力が減少傾向にあるということです。

(県赤十字血液センター献血推進課 坂本絵里推進係長)
「年々厳しい状況が続いている。こういった活動の協力をきっかけに意識してもらえると嬉しい」

(下関市消防局 福山 翔平さん)
「人の命を守りたいという気持ちで消防士になった。自分の血液が輸血を必要としている方に一人でも多く届くことでたくさんの命が助けられると思うので意味があったと思う」

(岩国地区消防組合消防本部 山本 昂輝さん)
「誰かのためになれると思うとやってよかった。困っている方がいたらその方のもとに届いてほしい」

また献血と一緒に骨髄バンクのドナー登録会も行われました。


(05/07 19:57 山口放送)

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