■錦帯橋の部材の一部で腐食進む 橋板や手すりの損傷なども確認 岩国市は修繕方法を検討(山口県)
岩国市は去年12月に行った錦帯橋の老朽調査で橋体の一部で腐食が進んでいることや橋板や手すりの損傷などを確認し今後、修繕方法を検討していくとしています。
錦帯橋の健全度調査は5年に1度行われていて岩国市では去年9月に強度調査を、12月に腐食や損傷を調べる老朽調査を行いました。
市は調査の結果について、橋の強度に問題はなかったものの老朽調査については木材の摩耗や損傷・腐食の進行が確認されたとしています。
橋の横揺れを抑える働きをもつ振止、鞍木、助木と呼ばれる部分では複雑な構造で雨水がたまりやすい木材の端が腐食していて、その部分とつながる梁や桁の一部にも腐食が生じ始めているということです。
また、人が歩く橋板は架け替え工事から20年以上がたち摩耗や損傷、雨水の侵入が激しく、手すりも安全性が確保しにくい状態に近づいていて市は今後修繕方法を検討していくとしています。
(05/07 11:54 山口放送)
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