■山口・田布施町の店舗で不正な「アツミゲシ」販売、山口県が回収指示(山口県)
山口県は3日、あへん法で栽培などが禁止されているケシの一種「アツミゲシ」が田布施町の店舗で販売されていたと発表しました。
県薬務課によりますと、アツミゲシが販売されていたのは田布施地域交流館で、去年4月にプラスチックポットに植えられたものが2株、ことし4月1日から5月2日までに寄せ植えが1鉢と切り花(透明フィルムで包装)が6束です。
2日、「ケシに似たものが販売されていた」と県に情報提供があり、柳井健康福祉センターが店舗を調査したところ、アツミゲシの販売を確認し、店舗に販売中止と、販売したケシの回収を指示しました。
店舗への出荷者は、禁止されているとは知らずに、自宅の庭や畑に自生したアツミゲシを他の花と一緒に出荷していたということです。
販売されたアツミゲシの特徴は、薄紫色の花びらが4枚で、花びらの基部が鮮明な黒紫色ということです。
県は、購入の心当たりのある人に対し、速やかに販売店に連絡するよう呼びかけています。
連絡先・・・協同組合田布施地域交流館(電話0820-51-0222)
(05/03 14:52 山口放送)
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