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「助けて」の声の方向には海の中で係留ロープにしがみつく高齢女性が…人命救助で3人に感謝状 小串警察署(山口県)



先月末(4月)下関市の漁港で海中に転落していた高齢の女性を助けたとして、市内に住む3人の男性にきょう、警察から感謝状が贈られました。

小串警察署で行われた贈呈式では市内に住む樋口俊彦さん44歳、本吉貴宏さん35歳そして逆瀬川剛史さん32歳の3人に感謝状が贈られました。

警察によりますと、先月24日午後3時ごろ下関市豊浦町の小串漁港で樋口さんが「助けて」という声を聞き、声がした方を見たところ海の中で係留ロープにしがみついている高齢の女性を発見したということです。(こぐし)

樋口さんが大声で助けを求めたところ、漁港で作業をしていた本吉さんと逆瀬川さんが駆け付け、逆瀬川さんが海に飛び込んで女性を救助しました。

救助されたのは市内に住む80代の女性で、病院に搬送され、命に別状はなかったということです。

(逆瀬川剛史さん)
「お年寄りの方だったので、私が飛び込まないとどうしようもないと思ったので。 警察の方から無事だと聞いて安心しました」

3人のうち本吉さんと逆瀬川さんは地元の漁師で、消防団員としても活動しているということです。

(05/12 20:06 山口放送)

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