■15年ぶりの祭りのクライマックスは神輿を船に乗せて「船渡御(ふなとぎょ)」(熊本県)
熊本県玉名市の大浜外嶋住吉神社で15年ぶりに年紀祭が開催され、神輿を乗せた船が川をのぼる船渡御(ふなとぎょ)が行われました。
大浜外嶋住吉神社の年紀祭は約10年に1度、開催される祭りですが、5年前に新型コロナの影響で延期となっていました。
氏子たちは、鉦や太鼓を鳴らしながら御輿を菊池川の河川敷へ運び、五穀豊穣を祈願しました。
そして祭りのクライマックスはご神体を船に乗せての水上神事「船渡御」です。
「船渡御」は、平安時代後期の1069年、神像を乗せた船がこの地に漂着し、村人がそれを引き上げて祀ったという故事を再現したものといわれています。
大漁旗などで豪華に飾られた15隻の船に乗った地元の人たちが櫂をこいで川をのぼりました。
「孫が踊りよらすとたい。そっで見ぎゃきたヨイヤサノサッサち」
「全てが違っていて私は驚いています」「アメリカの習慣とは全く違っています」
「大変なんですよ。人が少なくなっているから。続いてほしいです。遠くに行ってる人たちが皆帰ってきますね。これを見るためにですね」
(05/06 12:14 熊本県民テレビ)
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