■「県と企業」官民一体で渋滞対策強化へ 200社登録と1万人の時差出勤目指す(熊本県)
県が民間企業と共に渋滞対策に取り組むパートナー制度が誕生です。
■熊本県・木村敬知事
「交通渋滞解消に向けたソフト対策の取り組みを広く県民運動として進めるために渋滞対策パートナー登録制度を新たに創設したい」
8日に木村知事が発表したのは「渋滞対策パートナー登録制度」です。熊本市を中心とする県内の渋滞解消に向け、時差出勤や公共交通の利用促進を県と一緒に取り組む企業を募集し登録する仕組みです。熊本県は去年9月から熊本市のほか、九州フィナンシャルグループや肥後銀行と合同で時差出勤の取り組みを続けています。
県によりますと、この取り組みで県庁付近の交差点で平日朝の通勤時間帯の交通量が約10%減少したということです。この効果を官民一体で拡大するため今回の制度がつくられました。
県は今年度中に200社の登録と1万人の時差出勤を目指しています。登録は県のホームページで8月29日まで受け付けていて、登録された企業の渋滞対策は県のホームページで紹介されます。
(05/08 19:35 熊本県民テレビ)
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