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救急車が店に突っ込む事故で運転手から基準値に近いアルコール検出 検査せず(熊本県)



ことし1月、天草市で救急車が店舗に突っ込んだ事故で、運転していた男性隊員の呼気から基準値に近いアルコールが検出されていたことがわかりました。男性隊員は義務付けられているアルコール検査を怠っていたということです。


アルコールが検出されたのは天草広域連合消防本部に所属する男性隊員(25)です。天草広域連合消防本部によりますと、男性隊員はことし1月、119番通報を受け救急車で体調崩した高齢女性のもとに向かっていたところ、三差路を左折する際にスリップし、店舗に突っ込みました。


この事故でけが人はいませんでしたが、事故直後の警察による検査で男性隊員の呼気から酒気帯び運転の基準値に近いアルコールが検出されたということです。男性隊員は「前日の夜に焼酎を飲んだ」と話し、出勤時に義務付けらているアルコール検査をしないまま救急車に乗ったということです。(基準値0.15に対し 男性の呼気から0.14検出)


天草広域連合消防本部は「チェック体制が甘かった。今後は再発防止に取り組みたい」とコメントしています。


(05/08 18:53 熊本県民テレビ)

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