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警察の違法捜査「認定」その捜査で判明の罪も「認める」判決 熊本地裁(熊本県)



熊本地裁が警察の違法捜査を認定です。この裁判は、熊本市の51歳の男がおととし、妹に「必ず、殺す」などとメッセージを送った脅迫の罪と、去年覚醒剤を使用した罪に問われているものです。

判決によりますと去年5月、荒尾警察署の警察官が脅迫容疑で男の家を家宅捜索した際、差し押さえるものを記載した「捜索差押許可状」にはない、ガラスパイプなど薬物使用が疑われる道具の写真を男の承諾なく撮影しました。


12日、熊本地裁はこの撮影を違法だと指摘した一方「脅迫や覚醒剤使用の罪は認められる」として男に懲役1年6か月の判決を言い渡しました。荒尾警察署は「判決を把握できていないのでコメントは差し控える」としています。


(05/13 20:36 熊本県民テレビ)

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