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熊本市の観光客や観光消費額「過去最多」円安やTSMC進出など影響(熊本県)



熊本市を訪れた観光客や観光消費額が過去最多となりました。

★大西一史市長
「(観光では)コロナ禍前に戻れるかどうかというのを全国各地で目標やテーマになっている。(全国各地で)苦労している中で過去最大を更新したということは熊本の勢いを示す大きな結果」

熊本市によりますと、2024年に熊本市を訪れた観光客の数は、約630万5000人で前年と比べ12.1%増えました。
また、観光消費額や延べ宿泊者数も2024年を大きく上回りいずれも過去最高を記録したということです。

外国人観光客を見ると約139万人と初めて100万人を超えたほか、延べ宿泊者数も前年から倍増しこちらも過去最高となっています。
結果について、大西市長は「円安の影響に加え、TSMC進出を契機とする台湾などアジア各国との観光やビジネスの交流が進んでいることが要因と考えられる」と分析しました。
このほか、台湾をはじめとする国際線の定期便の新規就航や増便が相次いだことも一因としています。

一方で、ホテルなど宿泊施設の予約が取りづらい状況を指摘し「さらなる観光客の増加に向けて受け皿の整備を進める必要がある」としています。


(05/09 23:12 熊本県民テレビ)

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