■川の水などから基準値超のPFAS発見 京都府立大・原田浩二教授が熊本で講演(熊本県)
健康への影響が懸念されるPFAS・有機フッ素化合物研究の第一人者で、熊本市に先駆けて井芹川の調査を行った京都府立大学の原田浩二教授が5月24日に熊本市で講演します。
PFASは有機フッ素化合物の総称で、特にPFOAとPFOSは発がん性などが指摘され、国が目標値を定めています。2023年、京都府立大学の原田浩二教授とKKTが共同で熊本市内の河川や井戸水を調べたところ、井芹川の上流から中流にかけて国の目標値を超えていることがわかりました。
この結果を受けて熊本市は井芹川などを緊急調査し、現在も原因の調査を続けています。また原田教授はKKTの番組に熊本市の幹部と出演し、対策について助言するなどしました。
今回の講演は市民団体「熊本の環境を考える会」が開くもので、井芹川流域の調査結果や半導体工場との関連などについても解説する予定です。
【原田浩二教授 講演】
■5月24日(土)午後6時15分から
■熊本市中央区 くまもと県民交流館パレアホール
■資料代1000円必要
■問い合わせ
熊本の環境を考える会
(TEL)090-9302-2036
(05/08 17:21 熊本県民テレビ)
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