2010年5月16日(
日
) 放送
あおもりから生まれた
木のおもちゃ
今、青森県では木のおもちゃが注目されています。青森県で育てた木材を使い、こどもたちが安心して遊べる木のおもちゃはこどもたちの創造力を養うほか、木を取り扱う産業の活性化につながります。
今日の活彩あおもりはこの木のおもちゃを起点に活動する様々なグループと取り組みを紹介します。
県が実施している「あおもりウェルネスランド構想」の中に新しい素材やアイディアを活かし、利用者のニーズにかなった暮らしに優しい健康・福祉機器の開発を目指すというプロジェクトがあります。その1つが今日紹介する木のおもちゃの取り組みです。
「青森県産業技術センター」はおもちゃを作る木工業界との連携、またおもちゃの企画・デザイン・販売を手掛けるグループ、そしておもちゃを使うこどもたちと子育て支援グループの懸け橋となる活動をしています。
センターがデザインを手掛け、「キッズデザイン賞」を受賞たおもちゃ3点を紹介してもらいました。
「つむくむ」は子どもの指にちょうどひっかかる溝があるのが特徴です。握力が弱くても指にひっかけて立たせたりすることができます。また積んだり、組んで遊ぶことができます。
「ゆらゆら積み木」はゴムで接合しており、揺らすとカタカタと動いて音がでます。板状で出来ているので指に引っ掛けたり、12mm指を開くだけでつまむことができます。
「バタフライボード」は軽い板が2枚つながっています。ついたてのように立てたり、三角にして立てることができます。組み合わせると家のようになり、丸い穴から顔を出したりして遊ぶことができます。
紹介したおもちゃを作っているのは合同会社「わらはんど」。数件の木工所が集まり、組織しています。
そのうちの1件、弘前市の「木村木品製作所」では主に住宅関連の「建具・家具」を手掛けています。近年では木工技術を活かし、木のおもちゃも数多く製作しています。木のおもちゃを作り使ってもらうことで、青森県の木材の魅力、そしてなにより木工業界の活性化を図っています。
弘前市の中心街ある「あおもり遊び体験広場」はNPO法人「弘前こどもコミュニティ・ぴーぷる」が去年7月にオープンさせた施設です。
体験広場は青森県の職人が作った木のおもちゃの普及と、そのおもちゃを使ってこどもたちを中心にコミュニケーションを図る場所です。木の香りとぬくもりを感じられると、好評です。
青森市浪岡・旧王余沢小学校校舎を事務所にし、木のおもちゃをあらゆる観点から普及させようと、企画・デザイン・販売を考えている企業を紹介します。
合同会社「teco LLC」は青森の木材の魅力に着目し、地域に貢献できる企業をめざしたいと考えています。現在、木のおもちゃに関して様々な観点から調査を行っています。年内にはおもちゃのデザインを考案したいと考えています。