2010年2月14日() 放送

冬の農業 雪中人参

 今日の活彩あおもりは「雪中人参」を紹介します。

 県内では寒さや雪、地域の特徴を積極的に活用して美味しい新鮮な野菜が作られています。その1つ「雪中人参」は通常秋に収穫する人参を雪の中で熟成させ、甘みが増したところで収穫する人参です。
 「雪中人参」を作り始めたのは昭和54年頃。現在、深浦町ではこの人参のブランド化をめざしています。

 深浦町艫作地区にある「黄金崎農場」を訪ねました。2月上旬、「雪中人参」は白神山地を望む広大な丘陵地帯で収穫の最盛期を迎えていました。

 掘り起こされた人参はすぐ出荷場へと運ばれます。掘ったばかりの人参はキレイに洗浄したあとサイズごとに分けて箱に詰め、県内各地のスーパーや首都圏の販売所に出荷されます。
 黄金崎農場は今後もっと県内にこの人参を出荷できるよう、生産体制を整えていきたいと考えています。

 「雪中人参」は昔の冬場の野菜保存方法をヒントに艫作興農組合で考えた、甘みを深めてから出荷するという方法です。
 艫作興農組合の雪中人参は「ふかうら雪人参」という名前で県内だけでなく、関東・関西方面にも出荷されています。

 深浦の風土から生まれた「雪中人参」、農業を営む人たちにとって確かな冬場の収入となります。また、この人参は加工用としても注目を集めています。

 県では冬野菜を生産している農業者や産地を応援し、「冬の農業」を推進しています。「雪中人参」のほかにも「寒締めほうれんそう」や「アスパラガス」など、青森県には全国にその魅力を誇るおいしい冬野菜がたくさんあります。スーパーや飲食店などで県産冬野菜を見かけたら、ぜひ食べてみてください。



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