2010年1月31日() 放送

冬の奥津軽
津軽鉄道ストーブ列車の旅

 今日の活彩あおもりは津軽鉄道ストーブ列車の旅を紹介します。

 津軽五所川原駅には「ちゃぺ」と名づけられた駄菓子屋がありました。
 「うまい棒」や「スーパーボールくじ」などが売れ筋です。

 「ちゃぺ」は津軽弁で「可愛い」とか「小さい」という意味です。この「ちゃぺ」という名前は川上健一原作のマンガ「ちゃぺ」にもとづいたものです。ちゃぺと呼ばれる少女と津軽鉄道の乗客や職員が織り成す人情あふれる物語です。

 中里までの切符とストーブ列車券を購入しました。ストーブ列車券は記念に持ち帰ることができます。

 車内では石炭ストーブが赤々と燃えていました。使われている車両は昭和20年代から30年代に旧国鉄で使われていたなつかしいものです。
 津軽鉄道は今年で全線開業80周年。昭和5年に開業し、津軽五所川原駅から金木や芦野公園をへて津軽中里駅まで20.7kmを結び、奥津軽の生活の足となってきました。

 トレインアテンダントの方にスルメを焼いてもらいました。

 津鉄応援直売会の「ミサオばっちゃ」が歌う「津軽じょんから節」に車内が沸きました。ミサオばっちゃは車内で手作りの笹餅を販売しています。

 機関士の資格を持つ津軽鉄道職員が津鉄グッズを販売していました。
 津鉄グッズにはストラップ・キーホルダー・列車をかたどったピンバッジなどがあります。また使用済みの切符も人気があるということです。
 このほか車内ではストーブ酒・ストーブどら焼き・つくねいもチップス・スルメなどが販売されています。

 トレインアテンダントは要所要所で奥津軽のガイドをしています。

 津軽中里駅では毎月第一土曜日の午前と午後の2回、「金多豆蔵人形一座」が公演をしています。
 「金多豆蔵」は明治時代から長い間、津軽地方の人々に愛されてきた人形芝居です。酒飲みで失敗ばかりする金多と、おっちょこちょいだが情にもろい豆蔵が生活に密着した話題をユーモアたっぷりに伝えるものです。

 五所川原までの帰りに、青森の食材がたっぷりのストーブ弁当(要予約・1000円)をいただきました。
 作家・太宰治が好きだった若生昆布のおにぎり、ストーブに使う石炭をイメージした里芋のゴマ包み、そのほか津軽漬けやホタテなどが味わえます。

 五所川原から中里まで、中里から五所川原まで、津軽鉄道は地元の人々の生活と旅人の旅情をのせて、雪におおわれた津軽野を今日も走っています。
 ストーブ列車は3月31日まで、1日2往復運転されています。



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