2009年12月13日() 放送

VIEW 上北推進事業
「おもてなしの道」

 東北新幹線全線開業にともない、青森県では「おもてなしの道」として、道の整備・道を中心にしたさまざまな活動、情報発信が行われようとしています。今日の活彩あおもりは、県が行っているVIEW(ビュー)上北推進事業を紹介します。

 VIEW上北推進事業は地域の発案のもと、地域住民と行政が連携し、沿道景観の改善・地域固有資源の発見・地域の情報発信や景観ポイントの紹介など魅力的あるドライブ空間を創出する事業です。
 上北地域には全国的に知名度の高い観光名所のほかにも地元の人にしかわからない景色や自然、歴史、文化などの地域資源が沢山あります。このような地域資源や沿道で活動している人たちを道という接着剤により結びつけ、広域的な連携を図り、魅力的なドライブルートの創出を目指します。

 想定しているドライブルートは3ルート、今日はその中の十和田奥入瀬ルートを紹介します。
 魅力的なドライブルートの創出を目指すため、この事業の中心となっているグループがいます。十和田湖・奥入瀬という大自然をいかした地域づくりに取り組んでいます。現在は奥入瀬の世界遺産登録の研究、十和田湖へいたる道路の景観作り、ガイドの養成事業等を行っています。

 新幹線「七戸十和田駅」が開業すると最初に出迎えてくれる、国道4号線から八甲田の山並みに向かって伸びる道を通称「つつじロード」といいます。町の事業として、町の花であるつつじを植栽して今年で1000本、総延長にして5kmになっています。まだ整備は途中ですが、将来この道を七戸の名所の一つに数えられる、そんな道にしたいと期待が高まっています。

 魅力的なドライブルートを作りあげるには、地域の方々の協力がなにより重要です。それぞれのルートに応じて景観づくり、情報マップ作りなど様々な活動を行っている3つのグループがあります。

 NPO法人、十和田奥入瀬郷づくり大学のメンバー、仁和さんに十和田奥入瀬浪漫街道のごく一部を紹介していただきました。仁和さんのグループでは現在、旬の情報や絶景ポイント、情報発信の拠点となる店や道路情報などを盛り込んだ観光客目線のマップ作りを行っています。

 東八甲田ローズカントリーは家族で楽しめる施設です。予約をすれば、バラの摘み取り体験が出来ます。6月下旬に「バラ祭り」を行っており、バラがいちめんに咲きます。ハウスで朝に摘み取ったバラを購入できる直売所もあります。

 七戸町から八甲田に向かう道の途中にあるのが婆古石(ばっこいし)そば。地元のそば粉を使っているため収穫量に限りがあり、毎週土・日しか営業をしていません。昔ながらの素朴なおいしいそばが食べられる人気店です。

 婆古石そばから車で3分のところにあるのが「わんだむランド」。国道394号線の八甲田に向かっていく通りに山桜の植樹をする活動をしています。現在330本の植樹をしています。これからも植樹を続け、山桜でいっぱいになるように取り組んでいきたいと考えています。

 十和田奥入瀬浪漫街道は景観の美しいところがたくさんあります。初めて青森県を訪れる人たちにとって、とても魅力的なところです。
 奥入瀬渓流館では十和田奥入瀬観光に訪れた人が休憩できる場所です。地域の物産を販売しており、十和田奥入瀬の自然、文化を学べるコーナーもあります。また、奥入瀬源流水を使ったコーヒーも味わえます。

 歴史ある稲生川の取水口付近を整備した公園があります。ここは三本木原開拓の歴史を知るうえで重要な場所です。
 園内にはその当時の使われた道具のモニュメントのほか、説明版などが設置されています。

 県では地域主体のおもてなしの道作りをサポートし、新幹線「七戸十和田駅」開業をきっかけに上北地域の魅力的な情報を全国に発信していきたいと考えています。



もどる