2009年3月22日() 放送

あおもりウェルネスランド構想
〜医療、健康、福祉の新たな産業〜
【第2回】

 青森県では「地域における健康づくり」と「医療・健康・福祉分野での新しい産業づくり」を目指すため、「あおもりウェルネスランド構想」の実現に向けて取り組んでいます。今回の活彩あおもりは前回に引き続き、県内で誕生した健康ビジネスを研究機関の活動とともに紹介します。

 弘前大学には地域共同研究センターがあり、地域密着型シンクタンクとして地元産業界や行政との連携を整えながら、産・学・官連携による共同研究を行っています。

 弘前大学では「プロテオグリカン」の研究をしています。「プロテオグリカン」はコラーゲンやヒアルロン酸と並ぶ素材で、健康食品や化粧品など幅広い用途での活躍が期待されています。弘前大学では地元企業と共同で廃棄物となっていた鮭の頭から製造する技術を確立しました。これにより、県内では産業廃棄物となっていた鮭の頭を製品原料として活用できるようになりました。

 キノコの仲間「鹿角霊芝」には元気になろうとする力につながる「βグルカン」が含まれおり、将来健康食品に活用できるよう研究をしています。りんごの剪定枝を培地に加えており、環境にやさしいのが特徴です。

 今後は地域産業の求めに応じ、これまで蓄積してきた研究成果の技術移転を行い、地元の企業や公設研究機関と連携を取りながら研究をすすめていきたいと考えています。

 県内では栄養成分が豊富な素材を活用し、健康食品開発などに取り組む研究会活動が盛んになってきています。青森県三戸地方の特産品である「ガマズミ」を活かした商品開発の活動について紹介します。

 ガマズミ活用研究会は保健大・21あおもり産業総合支援センター及び県が事務局を構成し、県内企業で組織されています。青森県の「あおもりウェルネスランド構想」に呼応して7社の企業が商品開発を行っています。ガマズミに含まれるビタミンCやポリフェノールなどの栄養成分を活かした健康食品を商品化しました。

 【ガマズミを活用した商品】
・栄養たっぷりのガマズミの原液。
・酸っぱさとさわやかさが食品をひきたてるガマズミのぽん酢。
・すっきりした喉ごしで、女性向きのガマズミを使ったリキュール。
・ヨーグルトにもパンにもぴったりの原液を煮詰めて作ったジャム。
・冷たさののなかに甘さが広がり、デザートにぴったりの
 シャーベット。
・プルルンという歯ごたえからガマズミの味わいが
 口の中にひろがっていくゼリー。

 青森県では健康食品開発や健康ビジネスのバックアップを続けることで「あおもりウェルネスランド構想」を推進していきます。

【お問い合わせ】
青森県新産業創造課
TEL 017-734-9420


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